「郊外の社会学」若林幹夫さんが講演会-町田市民文学館で

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 社会学者で早稲田大学教授の若林幹夫さんの講演会が10月31日、町田市民文学館(町田市原町田4)で開催される。主催は「ドリーム10の会」。

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 若林さんは1962年、町田市生まれ。東京大学大学院社会学研究科で博士号を取得。2005年から早稲田大学教育・総合科学学術院(教育学部社会科社会科学専修)教授を務める。専門は社会学理論、都市論、メディア論。

 町田や八王子(南大沢)、多摩ニュータウンなどを対象とした著書「郊外の社会学-現代を生きる形」(筑摩書房、2007年刊)では、若林さんの郊外生活者としての経験と都市社会学の知見から、郊外という場所を生み出したメカニズムを考察。郊外を生きる人びとの生に言葉を与える試みを行った。

 企画の意図についてドリーム10代表の武藤充さんは「人は多いが、まちづくりの方向性が確立しない中心市街地を徹底研究したい。町田市出身の若林先生に意見をいただけることを楽しみにしている」と話す。

 開演は14時。参加費は300円。問い合わせと申し込みは同会(TEL 042-726-1188)まで。

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