FC町田ゼルビア、ソニー仙台と引き分け-JFL後期第14節

開始1分に先制ゴールを決めた御給選手(写真右)  ©安孫子卓郎

開始1分に先制ゴールを決めた御給選手(写真右) ©安孫子卓郎

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 日本フットボールリーグ(JFL)後期第14節が11月8日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはソニー仙台FCと1対1(前半1対1)で引き分けた。観客数は2,354人。

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 ソニー仙台FCは順位が1つ上の5位。ゼルビアが勝利すれば、順位が入れ替わる可能性もある直接対決となった。

 前半1分、右サイドを敵陣深くまで攻め込んだセルビアDF斉藤選手が中央へクロス、ファーポストで待っていたFW御給選手が頭で中央へ折り返すと、FW飯塚選手がヘディングシュート。こぼれ球を御給選手が豪快にけり込み、先制。

 序盤はゼルビアが主導権を握るが、追加点には至らず。仙台のサイドを使った鋭い攻撃をゼルビア守備陣がはじき返し、得点を許さない。しかし、前半ロスタイム、ゴール前での混戦から相手FWにシュートを決められ同点に。

 後半は仙台ペース。ゼルビアは中盤で仙台のプレッシャーを受け、前にボールを運ぶことができない。セカンドボールを仙台に拾われ、何度もピンチを迎えるが、後期13試合を6失点に抑えている堅い守りとGK修行選手の好セーブで引き分けに持ち込んだ。14節終了時点のゼルビアの順位は前節と変わらず6位。

 試合後、ゼルビアの戸塚監督は「両チームともに中盤での守備が激しく、ロングボールが多い試合となった。プレッシャーの中でもボールを繋ぐことができるレベルに上げなければいけない。残り3試合、今までやってきた成果を見せるゲームをしたい」と意欲をみせる。

 次の公式戦は11月15日、守山陸上競技場(滋賀県)でSAGAWA SHIGA FCと対戦する。SAGAWAにとっては優勝を懸けた試合となる。

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