FC町田ゼルビア、後期「初黒星」-横河武蔵野FCに1対2

試合後、ゼルビア選手の表情

試合後、ゼルビア選手の表情

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 日本フットボールリーグ(JFL)後期第12節が10月17日、多摩市立陸上競技場(多摩市)で行われ、FC町田ゼルビアは横河武蔵野FCに1対2(前半0対1)で敗れた。観客数は1,315人。

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 横河は12日の天皇杯でJ1大分を延長PKまで追い詰めた強敵。ゼルビアは前期、アウェーで敗れている。試合は前半、ゼルビアが押し気味に試合を進めるが、終了間際に横河が速攻。左からのクロスボールを相手FWがピンポイントでヘディングシュート、先制ゴールを許す。

 後半は横河ペース、中盤のセカンドボールを拾われ、ゼルビアの苦しい時間が続くと58分、右コーナーキックから追加点を決められる。そのまま、試合終了かと思われたロスタイム、ゼルビアが息を吹き返す。FW御給選手が中央から左サイドのMF石堂選手にパス。石堂選手の折り返しを御給選手が、体をひねりながらヘディングシュート、ゴール右隅に決める。その後も横河ゴールに迫るも、試合終了のホイッスル。後期初黒星を喫した。

 試合後、横河の依田監督は「グラウンドの状態が悪くプレッシャーがきつかったため、前半は相手ペースだったが良い時間帯に得点できた。ゼルビアの前線へのロングフィードを注意したが守りやすかった。天皇杯に出場できなかった選手が悔しさをこの試合でぶつけてくれた」と話す。

 ゼルビアの戸塚監督は「相手に崩されたとは感じていないが、ポジショニングのすきを突かれた。次節は今日の失敗を繰り返さないように自分たちのサッカーを貫きたい。メンバー変更も考えたい。(レギュラー以外の)他の選手にもチャンスがある」と話す。

 次の公式戦は10月25日、ウェーブスタジアム刈谷(刈谷市)でFC刈谷と対戦する。

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