日本フットボールリーグ(JFL)後期第15節が11月15日、佐川守山陸上競技場(滋賀県守山市)で行われ、FC町田ゼルビアはSAGAWA SHIGA FCに3対1(前半0対0)で勝利した。
首位を独走するSAGAWAは、この試合で勝利すれば優勝が決まる大一番。会場には、2,139人の観客が詰めかけた。前半は風上に立ったSAGAWAが身体能力を生かしたプレーでゼルビアを自陣に押し込む。ゼルビアは、山腰選手と御給選手の2トップを中心に攻撃の形を作り、カウンターをしかけて反撃する。
前半はスコアレスで後半に折り返すと70分、久しぶりの先発出場となったDF森川選手がMF石堂選手のコーナーキックを頭で合わせて先制ゴール。続く78分には、MF酒井選手の左サイドからのドリブル突破から折り返したところを山腰選手が押し込んで追加点。直後の79分にSAGAWAに1点を返されるものの、84分に酒井選手が試合を決める追加点を奪った。第15節終了時点の成績は6位。
試合後、ゼルビアの戸塚監督は「コーナーキックからの得点は、相手ゴールキーパーが前に出て来られないようにした作戦通り。首位SAGAWAに快勝できたことは選手たちの大きな自信になったと思う。残りの試合が楽しみ」と話す。
次の公式戦は今期最後のホームゲーム。町田市立陸上競技場で11月22日、TDK SCと対戦する。