J準会員入りを申請したS.C.相模原と名波浩さんらサッカー元日本代表選手を中心とするドリームチームの試合が1月31日、相模原麻溝公園競技場(相模原市下溝)で行われ、スタンドが超満員となる7,800人が観戦した。
相模原市が4月から政令指定都市になることを記念して行われた同試合は、加山俊夫市長の始球式で始まった。前半は運動量で勝る相模原がボールを支配するも、ドリームチームは要所をおさえるディフェンスで攻撃をはじき返す。
ドリームチームは後半、元日本代表の鈴木隆行さん、前園真聖さんらを投入して相模原を圧倒するも、松原良香さんのシュートがオフサイド判定を受けるなど得点が決められない。すると後半35分、相模原がすばやいカウンター攻撃から、PKを獲得。これを今季、東京ヴェルディから相模原に移籍した船越優蔵さんが決めて先制。さらに40分にも船越さんがボレーシュートを決めて相模原が2対0で勝利した。
試合後、S.C.相模原代表の望月重良さんは「政令指定都市に移行するタイミングで、サッカーを知ってもらう良い機会となった。今季は神奈川県1部リーグで戦うが、JFLやJ2と対当に戦えるチームを目指す。元日本代表の仲間には、これからもいろいろな意味で協力してもらうことがあるかもしれない」と話す。