「J準加盟申請」S.C.相模原、元日本代表の名波さんら「ドリームチーム」と対戦

「さがみはらサッカーフェスタ2010」ちらし

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 Jリーグ入りを目指す「S.C.相模原」は1月31日、相模原麻溝公園競技場(相模原市下溝)で元日本代表の名波浩さんや前園真聖さんらが結成した「ドリームチーム」と対戦する。主催は同クラブ代表の望月重良さんが委員長を務める実行委員会。後援は相模原市。

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 対戦は、望月さんが「サッカー文化が、まだ十分に浸透していない相模原市でサッカーの楽しさを知ってもらいたい」と企画。日本代表のチームメートである名波さんに呼びかけて実現した。

 ドリームチームは、1998年フランスW杯や2002年日韓共催W杯などに出場したメンバーで構成。現在、GK=掛川誠、DF=中西永輔、三木隆司、小村徳男、名良橋晃、MF=山口素弘、名波浩、戸田和幸、藤田俊哉、平野孝、山口貴之、福西崇史、阿部敏之、前園真聖、FW=松原良香、船越優蔵の各選手の出場が決まっている。名良橋さんは、S.C.相模原ジュニアユースチーム総監督。

 同クラブ広報担当の井上さんは「元日本代表選手が技術や戦術を披露する、普段見ることができない機会。S.C.相模原にとっては今年初めての試合となるので、勝ちにいきたい」と意気込みをみせる。

 望月さんがJリーグ入りを目指して2008年に設立した同クラブ。昨年は、全国社会人サッカー選手権・地域代表決定戦でY.S.C.Cに敗れたものの、県社会人リーグ2部を圧倒的な成績で優勝し、今年から1部に昇格。現在、Jリーグ事務局に準加盟申請を行っている。2月の理事会で認められれば、FC町田ゼルビアと同じ準加盟クラブとなる。

 準加盟には、ホームタウンの自治体がJリーグ入会を応援する姿勢を示していること、クラブの経営状態が適正であること、Jリーグ規約に定める基準(J1=1万5,000人以上収容、J2=1万人以上収容など)を満たすスタジアムをJリーグ入会までに設置する見込みがあることなどが求められる。相模原市は現在、1万5千人収容可能なスタンドを麻溝公園競技場に建設している。

 試合開始は13時30分。入場無料。当日先着順で定員5,000人。

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