FC町田ゼルビア、今季2度目の連敗-アルテ高崎に2対3

今季初先発で2得点を挙げた雑賀選手(中央)

今季初先発で2得点を挙げた雑賀選手(中央)

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 日本フットボールリーグ(JFL)前期第13節が5月30日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはアルテ高崎に2対3(前半1対2)で敗れた。観客数は2,758人。

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 前節、首位のガイナーレ鳥取にアウェーで逆転負けを喫したゼルビア。対する高崎は11位ながら、ゼルビアをホームで破ったFC琉球に競り勝つなど2連勝中。昨年の対戦成績は1勝1分。ゼルビアは、累積警告で出場停止の川邉裕紀選手に代わって雑賀友洋選手が今季初先発。

 試合は28分、DFの裏を縦パス1本で突かれたところをGK吉田宗弘選手がファール。PKで先制を許す。37分にショートコーナーから雑賀選手がヘディングシュートを決めて追いつくも、ロスタイムにゴール前の混戦から押し込まれ1対2で前半を終了する。

 後半は序盤からゼルビアが攻勢をかけるも、芝生が荒れた状態のピッチで得意のショートパスをつなぐことができない。運動量に勝る高崎の選手にセカンドボールを取られる場面が続く。決定的なシュートチャンスも相手DFに弾かれる。

 58分には高崎に追加点を決められ1対3に。ゼルビアも64分に雑賀選手がこの日2点目のフリーキックを決めて追いすがるも、高崎の固いディフェンスを崩すことができず2対3で敗れた。

 試合後、高崎の後藤義一監督は「格上のゼルビアに勝ててうれしい。選手たちはとても頑張った。ゼルビア対策は特に行っていないが、くさびを入れられて裏を取られる場面があったので、パスコースを切るようにハームタイムに指示した」と振り返る。

 ゼルビアの相馬直樹監督は「先制されて苦しい展開となった。勝ちたいという意欲、集中力で後手をとったのではないかと感じている。次節に向けて切り替えていきたい」と話す。

 ゼルビアの5月の成績は1勝4敗。順位も首位から3位に後退した。次節は6月6日、七ヶ浜サッカースタジアム(宮城県宮城郡七ヶ浜町)でソニー仙台と対戦する

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