FC町田ゼルビア、アルテ高崎と分ける-最近5試合の無敗記録を更新

同点弾を決めた石堂選手(中央)©安孫子卓郎

同点弾を決めた石堂選手(中央)©安孫子卓郎

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 日本フットボールリーグ(JFL)前期第12節が5月24日、町田市立陸上競技場(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアは1対1(前半0対1)でアルテ高崎と引き分けた。

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 昨年は17位ながら今季は3位と好調の高崎とホームゲーム。高崎は第11節終了時点で7失点とリーグ2位。FWにけが人が相次ぎ、攻撃力が課題のゼルビアが高崎の堅守をどうこじ開けるのかが大きなポイント。時折小雨が降る雨模様の天気ながら、観客数は1,359人を記録した。

 前半2分、オーバーラップしたDF森川選手が右サイドを深くえぐり中央へクロス。FW蒲原選手が頭で合わせるが相手GKがキャッチ。3分のMF石堂選手の狙いすましたミドルシュートは、わずかに外れゴールならず。ゼルビアが攻撃を仕掛ける展開のなか、高崎の鋭いカウンターがゼルビアを襲う。8分、高崎のサイドチェンジに揺さぶられたゼルビアのDFは、高崎のエースストライカー・FW久保田選手をフリーに。先制を許し、0対1で前半が終了。

 後半52分、前半から積極的にミドルシュートを放っていた成果が現れる。ゴール前のこぼれ球をペナルティーエリア外、中央で待つ石堂選手がシュート、相手選手の足に当たり軌道が変わったボールが高崎ゴールに突き刺さる。

 その後も高崎を押し込む展開が続く。77分には長身DFの山﨑選手と雑賀選手を前線に投入しパワープレー。二人の頭目がけてボールを放り込み、高崎を相手ゴール前に釘付けにしたが、逆転ゴールは奪えず1対1のまま試合終了。最近5試合は2勝3分の無敗。

 試合後、石堂選手は「最近の試合は失点が減っているので、積極的に攻撃参加した。それが今日のミドルシュートにつながった。フォワードのけが人が多く、ゼロトップとも言われているが、出場した選手が点を取る意識を高めないと勝てない。フィニッシュの課題を共有して次節以降も勝ちにいきたい」と意気込みを見せる。

 次の公式戦は5月31日、FC琉球と北谷公園陸上競技場(沖縄県中頭郡北谷町)で対戦する。

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