FC町田ゼルビア、V・ファーレン長崎との「同期」対決は引き分け

試合後の選手の表情

試合後の選手の表情

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 日本フットボールリーグ(JFL)前期第10節が5月10日、町田市立陸上競技場(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアは1対1(前半1対1)でV・ファーレン長崎と引き分けた。観客数は今期最多の2,514人。

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 対戦相手のV・ファーレン長崎は、ゼルビアと同じ今季JFL昇格組。2月にゼルビアとそろってJリーグ準加盟クラブの承認を受けた。ゼルビアと長崎の対決はいわば「同期」対決。

 過去の対戦成績は1勝1敗。共に90分では決着が付かず、PK戦にまでもつれ込む死闘を演じている。今回は、石垣島での地域リーグ決勝大会決勝ラウンド以来、6カ月ぶりの戦い。

 開始6分、FW山腰選手の負傷交代に会場がどよめく。しかし1分後、山腰選手に代わって入ったFW大江選手がファーストタッチとなるヘディングシュートを決めて先制。前半22分、長崎にPKを与えてしまい同点に追いつかれる。

 後半は、30度を超える真夏のような暑さが影響してか、足が止まった長崎のゴールをゼルビアが一方的に攻め立てる展開になる。80分に、前回の野津田の試合で2得点を挙げたFW飯塚選手を投入し攻撃に出るが、決勝点は奪えず同点のまま試合終了。長崎との対決は1勝1分1敗となり、またしても決着は付かなかった。

 試合後、戸塚監督は「悔しいゲーム。今日は勝ち点3が欲しかった。後半は良いところまでいくが、追加点がとれなかった。俺が決めるという気持ちでゴールに向かっていくことを選手に伝えたい。ここ数試合、内容的には良くなっているが、得点を取らなければいけない。勝ち点3をどれだけ大事に考えていくか。勝てるゲームをきちんととっていかないと間に合わなくなる。フォワードの勝又選手と山腰選手が負傷で試合に出られない。新加入の選手に期待したい」と話す。

 次の公式戦は5月17日、前期10節終了時点でいまだ未勝利の三菱水島FCと岡山県笠岡陸上競技場で対戦する。

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