今秋開館を予定する「町田市鶴川緑の交流館」(町田市能ヶ谷1)のネーミングライツ・スポンサー企業契約候補者が2月23日、「学校法人和光学園 和光大学」(金井町)に決定した。
「芸術・文化の創造活動や生涯学習を促進する交流拠点」として鶴川駅前に現在建設中の複合型施設。設計は仙田満さん(環境デザイン研究所)。延べ床面積は約6000平方メートル。地下2階、地上4階建て。地下に音楽に適した300席のホールを配し、建物高さを約20メートルに抑えた。図書館、市民活動スペース、カフェなども備えるほか、太陽光発電、屋上テラス緑化、雨水利用の環境対策を行う。
町田市は市有財産の有効活用を図るためネーミングライツ導入を決定、公募型プロポーザル方式でスポンサー企業を募集した。契約金額は年間360万円以上。愛称入りの看板掲示、広報紙等への掲載、ホール部分の年12回の優先予約などのインセンティブを設ける。
「今後、候補者と詳細条件を詰め、3月中に愛称を公表する」と文化スポーツ振興部文化振興課の石井課長。9月の開館日からネーミングライツ契約を開始する予定。