産官学が連携して「はやぶさの街、淵野辺」を盛り上げる「プラネットふちのべフェスタ」が5月5日、JR淵野辺駅前の桜美林大学プラネット淵野辺キャンパス（相模原市中央区淵野辺4）で行われる。

　桜美林大学で演劇を学ぶ学生が1年前、「はやぶさ」などの映像を用いた創作ダンスをJAXAに発案したことがきっかけで実現した同フェスは今回が初開催。発案を受けたJAXAに地元商店街と区が加わったことで多彩な企画が実現した。

　駅前の特設会場では「はやぶさグルメ」屋台が出店するほか、JAXA関係者が提供する本格的な天体望遠鏡での夜空観察会、宇宙服の試着と撮影会を実施。施設内では、元はやぶさプロジェクトリーダーのJAXA川口淳一郎教授による講演「はやぶさ～ 7年間の軌跡～」、金環日食を見るための講習会を予定する。

　メーンイベントは、はやぶさ7年間の軌跡をダンスと音楽、映像で表現するJAXAと同大演劇専修生のコラボによる野外ダンスパフォーマンス「はやぶさ～ここからつながる宇宙物語～」の初公演。「通し稽古を見たJAXAの担当者から、『はやぶさがイメージできた。本公演が楽しみ』とのお墨付きを頂いた」と同大担当者。「学生がDJパフォーマンスで盛り上げるので来場いただければ」とも。

　開催時間は13時～20時30分。各プログラムの開催時間は同大ホームページで確認できる。入場無料。