過去に公開された町田が舞台の映画「ホームカミング」と「まほろ駅前多田便利軒」の2作品を紹介する「ご当地映画展」が現在、町田市役所（町田市森野2）で開催されている。

「ホームカミング」飯島敏宏監督

　「ホームカミング」は、定年を迎えて自分の街に戻った主人公が新たな仲間たちと共に、ついのすみかとなる寂れて過疎・高齢化が進むニュータウンを立て直す、「街」と「人生」の再出発の物語。高田純次さんが主人公を務め、成瀬台の住宅地などで撮影が行われた。同展では、脚本やロケ地での撮影写真のほか、町田市在住の飯島敏宏監督の作品も紹介する。

　「まほろ駅前多田便利軒」は、町田育ちの直木賞作家、三浦しをんさん原作の映画。脚本やロケ地マップ、写真に加え、テレビドラマ「まほろ駅前番外地」の資料や三浦さんのメッセージを展示し、「まほろ＝町田」のルーツに迫る。

　関連企画として1月20日、ぽっぽ町田（原町田4）で飯島監督のサイン会を予定する。特別ゲストは、飯島監督が手掛けた「ウルトラマン」で科学特捜隊フジ・アキコ隊員を演じた桜井浩子さん。飯島監督が生みの親の「バルタン星人」も登場する。

　開催時間は8時30分～17時。土曜・日曜・祝日休館。入場無料。2月28日まで。サイン会の開催時間は11時30分～、13時30分～の2回。各回先着50人で、「ホームカミング」DVDなどを購入することが参加条件。