市民と大学が協力して地域の課題解決や活性化を目指す拠点「相模原市立市民・大学交流センター(ユニコムプラザさがみはら)」(相模原市南区相模大野3、TEL 042-701-4370)が3月15日、ボーノ相模大野サウスモール3階にオープンした。指定管理者は相模原・町田大学地域コンソーシアム。
施設面積は約3000平方メートル。「交流・発信」「学習・研究」「リエゾン(橋渡し)」の 3つの機能を果たすことを目的に、シェアードオフィス、情報コーナー、最大192人が利用可能なセミナールーム、調理や実験に利用できる実習室、本格的な撮影・録音・編集機材をそろえたAVスタジオ、会議室などを備える。
「八王子市と町田市を含めて7つの大学が集積している。地域活動や市民活動を行う市民と、高度な学術と専門的な人材を有する大学が当センターに集まることでソフト的な展開の広がりが期待できる」と相模原市市民協働推進課の上原厚担当課長。
シェアードオフィスは、大学や専門学校と連携し、地域の課題解決や活性化を目的とする活動を行おうとする個人・団体が入居できる。フリーアドレス型(月額3,100円)、個室型(月額1万4,200円)の2タイプで、いずれも事務所登記が可能。「地域活動の中で幼児教育をやりたい」「ダンスパフォーマンスをまちづくりに生かしたい」といった団体からの申し込みがあるという。
開館時間は9時~22時。