日本フットボールリーグ（JFL）第5節が4月7日、相模原麻溝公園競技場で行われ、SC相模原がホンダロックSCに2対1で勝利した。観客数は観客数1052人。

　開幕2連敗後、2連勝で勢いが出てきた相模原。松本祐樹選手、御給匠選手といったFWのほか、前節に得点をあげた菅野哲也選手ら中盤の選手が調子を上げてきた。第5節もホーム連勝で飾りたいところ。

　この日は強風のなか、選手ベンチのテントやピッチ看板が撤去されるという普段は見られない対応がとられた。

　試合は開始早々の4分、ワンツーパスで抜け出した松本選手のシュートを相手キーパーが弾くと、こぼれ球を御給選手が押し込み先制。風上の相模原はロングボールを多用し、相手ゴールをおびやかす。ホンダロックはプレー精度が上がらず、フィニッシュまで持ち込めない。

　後半、風上となったホンダロックは62分、左からのクロスに屋宮大地選手がヘッドであわせて同点に追いつく。しかし直後の65分、相模原の曽我部慶太選手がDFの裏でパスを受けると、ドリブルで持ち込み2点目を決める。これが決勝点となり、計16本のシュートを放った相模原が勝利した。この結果、3勝2敗の勝ち点9で5位に浮上した。

　試合後、相模原の木村監督は「強風の試合で前半に風上をとることができた。決めるところで決めていれば、試合運びがもっと楽になった。苦しいなかでの勝ち点3の意味は大きい」と話す。

　SC相模原の次のホームゲームは4月14日、HOYO大分と対戦する。