矢部駅そばにカフェ「dacota(ダコタ)」(相模原市中央区矢部3)がオープンして3カ月が過ぎた。隠れ家的な店作りで、30~40代の女性を中心にリピーターを集めている。
「個性的な店が点在する矢部が気に入り出店を決めた」と店主の福田さん。居酒屋だった一軒家の1階・2階を全て手作りで改装した。「カフェ特有の『ほっこり感』を出したくなかった」という店内は白を基調とし、アクセントカラーに青を使う。
4カ月掛けて仕上げたという天井、壁、床、柱、階段は表面のムラや凹凸が独特の雰囲気を演出している。店舗面積は約34坪。席数は、1階=テーブル8席、2階=ソファ8席の計16席。
ドリンクは、自家焙煎(ばいせん)したコーヒー数種(350円)、ハーブやスパイスをシロップ状に煮詰めて炭酸水や湯で割った「コーディアル」(400円)、チョコレートとスパイスを牛乳に溶かした「ショコラショー」(450円)、ビール各種(500円~)など。
「コーヒーとパンに合う」煮込み料理を中心としたフードは、豚肉と野菜を煮込んだスープに豆と鶏肉のコンフィを入れた「ガルビュール」(800円)、鶏のワインビネガー煮(1000円)、ミネストローネ(900円)、カレー(800円)など。ランチタイムはパンやコーヒーが付く。ガトーショコラやチーズケーキ(400円)も提供。客単価は900円。
「ライブやアート作品の展示会、近隣店とのコラボも予定している。来店客が仲良くなれるようなイベントを企画できれば」と福田さん。
営業時間は11時30分~20時30分。木曜定休。