女子美術大学同窓会は4月5日より、2008年度女子美術大学同窓会企画展「PHOTO+GRAPH展 光の描画」を女子美アートミュージアム(相模原市麻溝台)で開催する。
同企画は、女子美術大学卒業後に写真・映像の分野で活躍しているクリエーターを紹介。女性の視点でとらえた作品やメッセージのほか、昨年9月に行ったワークショップの制作作品や1990年代後半に女子高生などの間で流行した写真の一傾向「ガーリーフォト」現代版などを展示する。
出展作家は、女性写真家の草分けの山沢栄子さん(1918年卒)、「女性だけの写真教室」を主宰する佐藤仁重さん(1973年卒)、「下北沢映画祭」や「WEBTV EnCafe」発起人の高遠瑛さん(1984年卒)、2005年に「トケル」発行した朝賀百合香さん(2006年卒)など10人。携帯電話やデジカメで撮影した画像をプリントアウトして展示する参加型のコーナーも設置し、「アートを身近に感じて、同企画を通して同窓会活動に興味を持っていただくような催し」(同同窓会)にする。
同企画は、女子美アートミュージアムでの展示後、大黒屋ギャラリー(中央区)、ギャラリー同潤会(渋谷区)、新宿パークタワーギャラリー1(新宿区)、女子美ガレリアニケ(中野区)を巡回する。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。5月6日まで。火曜休館。
女子美術大学同窓会廃墟写真の先駆け丸田祥三さん、ファンの初の交流会(町田経済新聞)和光大学でアートイベント-構内各所に作品配しアート空間へ変身(町田経済新聞)早世した金沢出身・女子美大生の作品展-父親が企画、開催実現(金沢経済新聞)