ジャマイカをはじめとするカリブ海諸国の文化をテーマにした国際交流イベント「リスペクトジャマイカフェスティバル」が5月30日、相模大野中央公園(相模原市南区相模大野4)で始まった。
アフリカの文化を日本に伝える活動やアフリカに学校をつくるプロジェクトなどに取り組む「アフリカヘリテイジコミティー」が、「広い意味でのアフリカ系の人々に対する理解を深めてほしい」と開催する同イベント。ジャマイカで生まれたレゲエ音楽のルーツ「歴史的支配への反抗」やカリブ海諸国全体の文化を紹介し、アフリカ奴隷制度の歴史や文化の発展と関連付けることを目的とする。
当日はレゲエミュージシャンによるライブ、ジャークチキン、アキ&ソルトフィッシュなどのフードやさまざまなラム酒、スイーツを販売するほか、クイズスタンプラリー、料理教室や民族衣装体験、ドラム体験などのワークショップ、アフリカ民芸品と雑貨のバザーも開催する。販売収益の一部は東日本大震災の被災地に寄付する。
同団体代表のトニー・ジャスティスさんは「日本の子どもが世界の歴史や文化、問題に関心を持つきっかけになれば」と期待する。
開催時間は10時~19時(27日は17時30分まで)。入場無料。6月1日まで。