明治安田生命J3リーグ第22節が8月24日、相模原ギオンスタジアムで行われ、ホームのSC相模原はAC長野パルセイロに0対1で敗れた。観客数は2354人。
相模原は現在6位。4連敗後に3引き分けと7試合勝利から遠ざかっている。長野は昨年のJFLチャンピオンチームで現在3位。前回の対戦では試合終了間際に相模原が追いつき引き分けた。
前半は精度の高い攻撃ができていた長野が有利に展開したが、スコアレスで終了。相模原のシュート3本に対し長野が5本。後半に入り長野ペースがより鮮明になると、相模原は68分に松本祐樹選手。79分に菅野哲也選手、曽我部慶太選手と攻撃陣を次々に投入し巻き返しを図るが、82分、長野の有永一生選手の低い弾道のクロスが相模原DFに当たりオウンゴールとなってしまう。その後、相模原は前へ出るが追撃は実らず試合終了。相模原は8試合連続で未勝利となった。
相模原の木村哲昌監督は今節について「佐野と三幸をサイドで使い、守備を意識して、失点しない試合を心掛けた。選手は競り合いに負けず良く頑張ってくれた。前半は失点ゼロで抑えられたのはプラン通り。後半は松本、菅野、曽我部といった攻撃的な選手を入れて得点するつもりだった」と振り返る。
今節でシーズンの2/3が終了。「自力優勝は難しくなった。第2クールの結果は良くなかったが、後半は『負けない』戦い方ができるようになった。第3クールは『勝つ』戦い方を意識して来シーズンにつなげるようにしたい」と抱負を話す。
SC相模原の次のホームゲームは9月7日、ガイナーレ鳥取と対戦する。