相模大野駅そばに昨年末、ダイビングショップ&カフェ「Gill Man(ギルマン)」(相模原市南区相模大野3)がオープンした。
南国のリゾートをイメージしたという店内にカウンターとテーブル、ソファを合わせて44席を配置。ペット同伴可能なテラス席も設ける。外観からはダイビングショップに見えない。
「ダイビングショップは、ダイビングをやる人だけが入る場所のように敷居が高いと思われている。気軽にできるスポーツなので、身近に感じてもらうためにカフェを開いた」とオーナーの北原学さん。
「海に入るとなかなか出てこないと言われる」という北原さん自身を重ねつつ、店名を「半魚人(ギルマン)」にした。「ダイビングは月1回程度。日常的にダイビングに触れられて、ちょっとした時間に仲間たちが集う場所を作りたいと思った」。ダイビング用品や雑誌をさりげなく店内に配置する。
メニューは、塩とハーブで漬け込んだ鶏をテラスのロースターで焼く「ロティサリーチキン」(1羽2,980円)、ピザ、パスタ(以上980円~)、シーザーサラダ(780円)など。ランチメニューも用意する。
ベルギーに住んでいた経験を生かし、ベルギー産のジャガイモを使ったフライドポテト「フリッツ」(小480円)にマヨネーズベースのソースなど9種類から2種類を添えて提供。ヒューガルデンたる生(750円)やサタンレッド(1,150円)など、ベルギーの銘柄を中心に30種類以上のビールを取りそろえる。客単価は3,500円。
オープンして約4カ月。学生や会社員、若い主婦などダイビングになじみがない人も多く来店しているという。北原さんは「ダイビングツアーも始めた。情報発信地として頑張りたい」と意気込む。
営業時間は9時~24時。
※2018年1月末閉店