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イングレスで集団献血「TOKYO RED FACTION」 町田のエージェントが企画

TOKYO RED FACTIONのロゴ。中央の「◇」は赤水晶で、宗教的に中立という意味を込めたという。

TOKYO RED FACTIONのロゴ。中央の「◇」は赤水晶で、宗教的に中立という意味を込めたという。

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 オンラインゲーム「Ingress(イングレス)」のエージェントによる集団献血活動「TOKYO RED FACTION」が6月14日の世界献血者デーに合わせて行われる。

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 世界献血者デーは、世界保健総会決議で承認された毎年一度のイベント。ABO式血液型を発見し、ノーベル賞を受賞したカール・ラントスタイナーさんの誕生日に「自発的で定期的な献血」への協力を呼び掛ける。

 TOKYO RED FACTIONの発案者は町田で活動するエージェント「Ezo redfox」さん。「イベント会場は当初、1カ所だけの予定だったが、献血ルーム側から『広域でやってほしい』と逆提案があった」と話す。

 開催期間中、関東・甲信越にある49カ所の献血ルームで献血か募金をした人数をポイントとして、レジスタンスとエンライテンド対抗のチーム戦を行う。献血ルームの受け付けでエージェントであることを申告すると日本赤十字社が参加人数を集計する。

 Ezo redfoxさんは、「エージェントは関東圏に集まっているので、一人でも多くの方に参加していただければ。特典はとくにないが、『社会の役に立ちたい』と思っている気持ちに任せたい」と期待を寄せる。

 開催期間は6月14日~同30日。結果発表は7月7日の予定。

 イングレスはグーグルが提供するスマートフォンの位置情報を利用した仮想上の陣取りゲーム。プレーヤー(エージェント)は実際の構造物や史跡などの目標地点(ポータル)を訪れ、ポータル同士をつなぎ、レジスタンスとエンライテンドで勢力を競い合う。今年の文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞している。

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