![第2PKを決めた篠崎隆樹](https://images.keizai.biz/machida_keizai/headline/1450598280_photo.jpg)
Fリーグ全12チームが町田に集結する「町田セントラル」が12月19日・20日、町田市立総合体育館で行われた。
セントラルは全国各地から観客が集まるFリーグの目玉イベントで町田では初開催。町田市の商工会議所、サッカー協会、地元商店会などが「来街者をもてなそう」と実行委員会を立ち上げ、駅から会場までのルート上に花壇や道案内を設置したほか、フードコートを出店。イベント前日には各チームの関係者を招いての歓迎パーティーを開いた。
2日間で6試合が繰り広げられる今シーズン最終節。19日の第2試合で勝利した府中アスレティックFCがプレーオフ進出残り1枠に滑り込んだ。2位でプレーオフ出場を確定しているペスカドーラ町田は20日の第2試合に登場。
町田は前節、1位の名古屋オーシャンズに勝利。この試合にも勝ってプレーオフに弾みつけたいところだが、対する7位の大分には今シーズン未勝利。
最多2044人が観戦する試合。大分に2点リードされるも後半14分、CKから後呂泰人が強烈な右足シュートを叩き込み1点差。大分は累積5つのファールを犯し、さらにキャプテン仁部屋和弘がこの日2枚目のイエローカードで退場処分。篠崎隆樹が第2PKをゴール右隅に決めて同点に追いつく。勢いに乗った町田は個々のテクニックを生かして次々とシュートを放つ。残り1分、2度目の第2PKを再び篠崎が蹴るも相手GKがブロック。勝ち越しはならなかった。
「多くの観客が来てくれて、選手は勝たなければという気持ちで序盤は硬かったが、徐々にほぐれてきた。プレーオフに向けていい調整になった。収穫のある試合」(岡山孝介監督)、「チームは自信を持っている。このような形でプレーオフを迎えたい」(イゴールキャプテン)などとプレーオフを見据えたコメントをした。
町田はリーグ創設以来、最高位の2位でリーグ戦を終了。プレーオフは来年1月5日・6日、同体育館で開催。町田は5日、府中と対戦する。キックオフは19時30分。