J2リーグ第23節、FC町田ゼルビアはジェフユナイテッド千葉に2対3で敗れた。入場者数は6412人。
前半、千葉が早いリスタートから先制するも、町田のMF中村祐也がセットプレーから3試合連続のゴールで追いつく。コンパクトな陣形の町田が、千葉のシュートを2本に抑え、縦への早い攻撃で得点機をつくりだすと後半、途中交代のMF重松健太郎がFW鈴木孝司のパスをダイレクトで決めて逆転に成功。
しかし、運動量が落ちてきた町田に対し、「サイド攻撃を強調して戦うことを最後まで徹底できた」(関塚隆監督)という千葉が徐々にゴールへの圧力をかけて同点とする。さらにアディショナルタイム、途中交代のFWオナイウ阿道がクロスボールを高い打点から頭で押し込み逆転。
町田は2012年シーズンにホームで大敗した相手に対し、あと一歩まで迫ったが惜しくも敗れた。順位を1つ落として8位。
「力のある相手に対して勝つためには、同点のまま点を取るのか、勝っている展開でボールをキープして試合を終わらせないといけない」と相馬直樹監督。
第24節は中3日のアウェー、セレッソ大阪戦。次のホームゲームは7月24日、水戸ホーリーホックと対戦する。