障がい者スポーツ(パラスポーツ)のイベント「トライ・スポーツ!まちだ2017」が2月11日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で開かれた。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた機運を高め、事前キャンプを誘致することを目的とした町田市の企画で、冬のスポーツイベントとしては初開催。
トークショーには、町田出身の鹿沼由理恵さん(パラサイクリング)、葭原滋男さん(ブラインドサッカー)、豊田まみ子さん(パラバドミントン)、湯浅剛さん(車椅子バスケットボール)の世界で活躍する4人が登壇。過去のパラリンピックでのエピソード、競技者を目指した理由、各競技の見どころなどを紹介。海外の大会に参加した経験から、「東京大会で来日する外国人に、日本語でいいから気軽に声掛けをしてほしい」と呼びかけた。
イベントでは、各選手の指導によるパラスポーツ体験、健康測定などを実施、福祉団体なども出店した。「市では特にパラスポーツに力を入れて、2020年まで継続して企画していく」と市スポーツ振興課の林啓担当課長。