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相模原ライズ、X1スーパー「ベスト8」終戦 オービックに惜敗

トライフォーポイントのキックをブロックしたレッドワイン選手 Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

トライフォーポイントのキックをブロックしたレッドワイン選手 Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

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 社会人アメリカンフットボールX1スーパーのプレーオフ「ライスボウルトーナメント(RBT)」初戦が11月23日、富士通スタジアム川崎(川崎市)で行われ、ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)はオービックシーガルス(以下、オービック)に14-20で敗れ、今季を終えた。観客数は891人。

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 ライズは前節、パナソニックインパルスに敗戦して3勝2敗1分、5位とは得失点差1の6位でプレーオフに進出。5勝1敗で3位のオービックには過去6戦全敗している。

 第1クオーター序盤、先制したのはオービック。追い風を味方に、クオーターバック(QB)タイラー・クルカ選手のパスプレーでライズ陣地に攻め入り、タッチダウンを決める。しかし、直後のトライフォーポイントのキックをライズのディフェンスライン(DL)フィリップ・レッドワイン選手がブロックして追加点を許さない。

 第2クオーター、ライズはQBカート・パランデック選手からワイドレシーバー(WR)のテイヴィアン・カニンガム選手、宜本潤平選手へのパス、ランニングバック(RB)吉澤祥選手のランなどでファーストダウンを4回更新すると、最後はパランデック選手が吉澤選手にタッチダウンパスを通し、また直後のキックもキッカー(K)佐藤太希選手が決めて逆転。しかし、直後の攻撃でオービックもタッチダウンパスを通し、7-13で試合を折り返す。

 第3クオーターは、互いの堅守で敵陣に入ることのできない展開の中、終盤にオービックがタッチダウンを決めてリードを広げる。一方、ライズも第4クオーター終盤にタッチダウンを決めて6点差に詰め寄る。逆転に望みをつなげ、折り返しのオービックの攻撃をパントに追い込むが、それがゴールライン際に決まり、残り1分45秒、自陣奥深くからの攻撃となる。パランデック選手はテンポ良くパスを通して自陣27ヤードまで進むが、インターセプトを喫して試合終了。

 城ヶ滝一朗ヘッドコーチは試合後、「ゲームプラン的には当たった。やってきたことは間違っていなかったし、いいチームになっている。ただ、各場面で個々の能力の差が出た」と悔しさをにじませた。

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