
アスリートが小学生に夢の実現に向けて努力することの大切さを伝える「夢の教室」が3月6日、相模原市立谷口小学校(相模原市南区上鶴間本町5)で開かれた。主催はNPO法人「ユメイク.」(緑区橋本6)。
日本サッカー協会の社会貢献事業「JFAこころのプロジェクト」の一環。相模原市内で「夢の教室」を開くため、相模原市ホームタウンチームなどに所属する飯島沙織さん、成昴徳さん、小宮山友祐さんが個人的に集まってNPOを立ち上げた。
これまでに平田ひかりさん(ノジマステラ神奈川相模原)、中井健人さん(三菱重工相模原ダイナボアーズ)、財津弘彬さん(ノジマ相模原ライズ)などが「夢先生」として登壇している。
本年度最後となる39回目の授業には、ダイナボアーズの福山竜斗さんが登壇。プロラグビー選手になるという夢をかなえるまでの浮き沈みを「夢曲線」として描き、今を全力で生きることや考えて努力することの大切さを自身の経験を交えて話した。
授業を受けた小学5年の児童は福山さんの話に聞き入り、自分たちの夢を元気に発表した。
同NPO代表理事の飯島さんは「アスリートをはじめとする、さまざまな方々の協力を得て、NPO設立2年目にして多くの授業回数を重ねることができた。活動を長く続けられるよう、まずはしっかりと活動資金を確保して、より多くの子どもたちにこの活動を届けられるように取り組んでいきたい」と話す。