
J1リーグ第19節が5月31日、町田GIONスタジアム(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアは横浜F・マリノスに0-3で敗れた。入場者数は1万289人。
ホーム2連勝を目指すゼルビアがマリノスを初めて野津田に迎えたシーズン折り返しの一戦。ときおり強い雨が降り、前回の柏レイソル戦と同様、水たまりがところどころにできるピッチコンディション。ゼルビアは立ち上がりから攻勢をかけると、コーナーキックを昌子源選手が頭で押し込む。
これは、VARによるオンフィールドレビューの結果、ゼルビア側にファールがあったとして得点は認められず。その後もゼルビアが優位に試合を進めるも、プレーに精度を欠き、チャンスを得点に結びつけられない。一方のマリノスは堅守速攻で2得点。少ないチャンスを生かしきり、アディショナルタイムにもカウンター攻撃でゼルビアのオウンゴールを誘って加点した。
ゼルビアは7勝4分8敗の10位でシーズン前半を終了。黒田剛監督は「この結果を真摯に受け止めながら中断明けの試合に向けて精進しなければいけない。残りの半分の19節で浮上していくチャンスはある」などと話す。
ゼルビアの次のホームゲームは6月11日、天皇杯2回戦で京都産業大学と対戦する。