
WBC&IBF世界バンタム級王座統一王者の中谷潤人さんが7月5日、相模原市役所で報告を行った。
相模原市ホームタウンアスリートの中谷さんは6月8日、IBF世界バンタム級王者・西田凌佑選手と自身初の王座統一戦を行い、6回終了TKO勝ち。プロ転向後の無敗記録を31戦31勝(24KO)に更新し、ボクシング専門誌「ザ・リング」の6月12日付けパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)では、7位から自己最高6位にランクアップした。
「フライ級時代から統一をしたいと公言していて、その思いをバンタム級で成し遂げることができて、とてもキャリアの中でもすごく大事な1日になった。皆さんの応援が本当に力になった」と中谷さん。
「今までやってこなかった」という1ラウンドからの猛攻について、「葛藤は常にありながら、リング上がればやるだけっていう気持ちになったので、悔いのないような選択をした」と振り返る。
会場は市民やファンで埋まった。中谷さんは「地元の応援はすごく嬉しいです。街を歩いていても、『おめでとう』っていう言葉をかけてくれることも増えたので、すごくいい結果を残せてよかったなっていう思いとともに、まだまだこれからいい報告をしていきたい」と声援に応え、笑顔を見せた。