オーディオテクニカ(町田市成瀬、TEL 042-739-9111)は6月19日、低域表現を重視したインナーイヤーヘッドホン2機種を発売する。
同製品は、「圧倒的な低音表現」(同社)を特徴とするソリッドベース(SOLIDBASS)システムを採用。同システムは、空気室を2つ設けることで低域の増加と奥行きのある低音再生を実現する「サブチャンバーメカニズム」と装着感の調整で音漏れを防ぐとともに低域表現を向上する「イヤーピース2段階調整機構」の2つの新機構を搭載する。
上位機種の「ATH-CKS70」(8,925円)は、ハウジングにアルミを採用し、低域だけでなく高域でも繊細な音を再現する。「ATH-CKS50BK/WH」(5,040円)は、ハウジングにメッキコーティングした樹脂を採用。ATH-CKS50は、より低域を追求したモデルで黒と白の2色展開。出力音圧レベルは、ATH-CKS70=106デジベル/ミリワット、ATH-CKS50=104デジベル/ミリワット。
同社広告宣伝課の有馬さんは「ヒップホップ、テクノ系などを聴く時にしっかりと低域を出せるヘッドホンがユーザーから求められている。新シリーズのヘッドホンを市場投入することで、若年層へのオーディオテクニカブランドの認知度アップと浸透を図る」と話す。
「発売日にグランドオープンするサイトでは、イメージキャラクターのBoAさんを起用し、製品の特徴である『低域』をイメージさせるビジュアルで製品訴求を行う。動画などさまざまな角度から新製品を知ることができる。ぜひご覧ください」とも。現在は、プレサイトをPCとモバイルで展開中。