玉川大学芸術学部でファッションショー-学生が企画・運営手がける

布も学生の手づくり。はた織り、染色、模様付けなどを行った。

布も学生の手づくり。はた織り、染色、模様付けなどを行った。

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 玉川大学(町田市玉川学園6)のチャペルで7月25日・26日、企画や衣装制作、会場設計などを学生主体で行う「玉川ファッションショー(TFS)」が行われる。

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 芸術学部の授業科目「メディアプロジェクト」と「エキシビション」の成果発表となる同イベントは今回が6回目。異なった専門分野を持つ学生が役割分担して各々の能力を発揮するなかで、ショーを築き上げるための重要なプロセスを学ぶとともに、運営組織の成り立ちや会議の方法など、社会で通用するスキルを身に付けるのが狙い。

 今回のテーマは「『身体性』としての四季」。同学部ビジュアル・アーツ学科3年の坂本志央里さんは「桜前線で春の香りを感じ、海開きで夏の訪れを知り、紅葉で秋の美に魅せられて、雪の便りで冬の到来を思う。わたしたちにとっての四季はメディアによってつくられている。身体性は衰退し、環境をバーチャルな情報として感じるようになってしまった。わたしたちが失ってはならない身体性の象徴として『四季』をテーマにした」と説明する。

 開演は、25日=19時、26日=17時と19時。入場無料。開演1時間前に整理券を配布する。予約不要。

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