ウェブサイト構築・開発・運用を手がけるモバキッズ(町田市大蔵町、TEL 050-3747-6702)は8月14日、自作漫画を無料で投稿・共有できるウェブサイト「MANGAROO(まんがるー)」のサービスを開始した。
MANGAROO は、一般ユーザーの漫画作品を投稿・共有できるサイト。当初の会員登録、サービス利用はすべて無料で、英語にも対応。投稿対象となる漫画はオリジナル作品に限定し、著作権を侵害した作品は削除するサポート体制を整えた。
投稿作品はすべてFlash形式に自動変換されるため、サイト利用者は専用プラグインなしにブラウザから閲覧可能。インターフェースには、作者の作品表示やレコメンド機能などを備え、別の作品も読んでもらえるように工夫した。
同社では、年内800作品の投稿を目標にインターネット上で活動しているユーザーを中心に作品を集めるほか、オフラインで創作活動をしている作者からの投稿を求める。
同サイトを「好きな漫画を探しやすく、自動的におすすめを表示してくれるようなウェブコミックのプラットフォーム」と説明する同社の西嶋悠加乃社長。開発のきっかけについて、「個人ホームページやブログのウェブコミックが1カ所に集まると便利だと思った。漫画の趣味が合う人の『おすすめ』は『当たり』が多いと思うので、それをウェブ上で実現しようとした」と説明する。
サイト運営のための収益源は、広告収入と有料会員のほか、作家自身が作品をサイト内で自由に有料販売できる仕組みを年内に導入する予定。携帯電話やiPhone向けサービスも今後予定する。