食と雑貨の青空市「くらしのmoto市」が9月6日、簗田寺(町田市忠生2)で開催される。
町田と相模原を中心に営業する、くらしの「moto」(=「元」「素」「基」「源」)にこだわる15店舗が出店する同企画。雑貨店「ペドラー」、ひなた焼菓子店、出版・音楽レーベル「サイトクノ」など町田経済新聞でも紹介した「知る人ぞ知る」地元の名店が中心となって手作りにこだわる店を集め、普段は店に並ばないと買うことができない商品や同企画向けの商品を販売する。
食の出店は7店。ひなた焼菓子店は、町田のはずれの平屋の一軒家で体に安心で優しい素材を使用した菓子をつくる。自家製酵母を使用するチクテベーカリーは下北沢でカフェも運営する。牧野さん家の野菜は、農薬を極力使用しない野菜を作る「エコファーマー」。近所の幼稚園や保育園の子どもたちに農業を教える。
そのほか、吉祥寺のチーズケーキ店「tatin」や青梅の自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「ねじまき雲」、日野のカレー店「ドードー」、合羽橋の食と雑貨の店「itonowa」、季節の果物でジャムをつくる「みつこじ」が出店。
雑貨は、国内外のシンプルな日常小物などを扱う「ペドラー」(相模原市)、作家ものの器を扱う「ももふく」(町田市原町田2)、吉祥寺の古道具店「Brass」、国内外のレトロな文具を販売する「ハルカゼ舎」(世田谷区)など8店が出店する。
そのほか、座禅体験や工作ワークショップ、児童向けのコンサートも予定。「ペドラー」オーナーの村山由起子さんは「地域で頑張る個人事業者や商店の魅力をイベントを通して伝えたい。地域の方だけでなく遠方の方にも、町田や相模原を訪れるきっかけになればうれしい」と話す。
開催時間は11時~17時。