町田に住居兼アートスペース-アーティスト夫婦が木造住宅を改装

アートスペース「Studio Stick(スタジオ スティック)」、小笠原さん(左)と森重さん。

アートスペース「Studio Stick(スタジオ スティック)」、小笠原さん(左)と森重さん。

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 スタジオ・ギャラリー・ショップを併設したアートスペース「Studio Stick(スタジオ スティック)」(町田市鶴川3、TEL 042-736-1185)が8月22日、国士舘大学町田キャンパスそばの住宅地にオープンした。

 オーナーは、陶芸作家の小笠原森さんとデザイナーの森重裕子さん夫婦。ともに多摩美術大学を卒業後、研究室で助手などをしながら作品を発表してきた。

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 「地に根をはった作家活動をしたい。都心にそこそこ近くて緑の多い場所、工房と住まいを一緒にできる建物を探した」(森重さん)。見つけたのが住居兼美容院の築25年の中古物件。建物が棒のように細長い形状をしていたため、Studio「Stick(棒)」と名付けた。

 建物は、自分たちで構造以外をすべて破壊し造り直した。スタジオは土間にするため、500個以上のコンクリートブロックを床に敷き詰め、3日かけてセメントを流し込んだ。壁は約400枚の木材を2,000本のネジでとめるなど、「修行とも言える途方もない作業」を半年続けた。「大変なのはわかっているが、とりあえずやる。やりながら考える(笑)」と話す森重さん。改装の過程はブログで公開した。

 約7坪のギャラリー兼ショップは、改装過程で造ることに決定。壁は白のしっくいを塗り、床は板を張ってウォールナットに塗装した。現在はガラスや焼き物、彫刻など10人の作品を展示・販売する。「主に大学の助手をしていたときに知り合ったアーティストに作品を提供してもらっている。カップの焼き物やハンカチなど生活に使える作品が売れている」(同)。

 今後の展開について、小笠原さんは「展覧会やスタジオと連動したワークショップなど行いながら、作家を紹介していく予定」と話す。

 営業時間は12時~20時。営業日はホームページで確認できる。

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