市内の農業を紹介する町田市農業祭「太陽と緑のまつり」が11月14日・15日、町田市立野津田公園(町田市野津田町)で開催される。
36回目となる今年は「エコです、町田の農業」をテーマに市内のエコファーマーをPRするほか、農業生産者による直売、秋野菜の収穫体験などを行う。昨年は約1万5,000人が来場した。
エコファーマーは、化学肥料と化学合成農薬の使用を現行使用量から2割減らすことを目標に取り組んでいる農業者。町田市では現在69人が東京都の認定を受けている。「食の安心・安全という観点のほか、(畑と宅地が近接する)近郊農業なので市民農園も含め、農薬の使用をできるだけ控えるように働きかけている」と町田市担当者。当日は、減農薬野菜の紹介や試食、クイズなどを実施するという。
毎年行列ができる人気企画「品評会農産物の展示・販売」は、JA職員などが審査会を実施し、順位をつけた農産物を即売。約20組の生産者による直売では、根菜類を中心に旬の野菜を販売する。模擬店ではリユース食器とリサイクル食器を使用、「ゴミの出ない祭り」を目指す。
開催時間は9時~15時。野菜品評会出品物の即売は15日14時から。