相模原市は2月1日より、中心市街地(橋本・相模原・相模大野地区)に立地する文化施設と大型店が連携し、公演チケット提示でソフトドリンクサービスや飲食代などを割り引く事業を始めた。
橋本地区では、杜のホールはしもとの有料公演チケットを提示すると、ミウィ橋本5階レストラン街でソフトドリンクのサービスや飲食代の割引などを行う。相模原地区では、相模原市民ギャラリーの主催事業に合わせて、相模原イッツと相模原ナウの各店舗で相互PRや関連イベントなどを実施。相模大野地区では、グリーンホール相模大野の有料公演チケット提示で、伊勢丹相模原店本館6・7階のレストラン街で食事利用の際、ドリンクやデザートを無料サービスする。
同市商業サービス業課主幹の荒井さんは「中心市街地活性化の取り組みの一つとして、文化施設と近接する大型商業施設、それぞれが持つ集客力を互いに生かす」と説明する。連携事業は今後、近隣商店街などへの拡大も検討する予定。「今回の取り組みは第1弾。アンケート調査などで市民の意向を把握しながら、事業を拡大していきたい」とも。