日本フットサルリーグ(Fリーグ)のASVペスカドーラ町田は7月16日、町田市民フォーラム(町田市原町田4)で2010シーズンの新体制発表会を開催した。
冒頭、石阪丈一市長が「昨年は準優勝、今年こそは優勝めざして頑張ってほしい」と激励すると、ジュニオール監督は「昨年はホームゲームで無敗を成し遂げた。昨年よりも厳しいシーズンになると思うが、良い結果を出せるように頑張りたい」と応え、金山友紀キャプテンは「優勝した名古屋オーシャンズとは勝ち点差が大きかったので準優勝には満足していない。今年は昔なじみの選手やサテライトから上がってきた選手など新しいメンバーをともに戦う」と挨拶。
トップチームの登録選手18人のうち7人が新加入。バルドラール浦安から移籍した市原誉昭選手と稲田祐介選手、最年少・高校生プレーヤー前田曜選手のほか、エドゥ、早川達也、鈴木紳一郎、永島俊の各選手がチームに加わった。ペスカドーラの前身「カスカヴェウ・トウキョウ」元メンバーだった市原選手と稲田選手は「フットサルの原点に戻ってきた感じがする」と話す。
質疑応答では、選手が入場の際に着ていたカスカヴェウ時代をほうふつさせる白黒の縦縞ユニフォームについて質問があった。甲斐修侍代表は「規定で禁止されていると勘違いしていた。今シーズンはアウェーゲームで着用する」と説明。
若い選手と一緒にプレーすることについては、「われわれはおじさんという意味ですか(笑)。フットサルの技術レベルは向上しているが、若い人に負けないようにしたい」(市原選手)、「フットサルはコンディションを維持すれば、年齢は問わずプレーできる。市原選手は45歳までプレーすると言っている(笑)」(甲斐代表)、「町田はFリーグ最年少17歳と最年長38歳が一緒にプレーするチーム。2人の得点を期待している」(金山選手)と各選手が回答した。
スポンサーやサテライトチーム、学生ボランティアグループ、チアリーディングチームの紹介も行われた。甲斐代表は「たくさんの人の支援により、4年目のシーズンを迎えることができた。感謝している。充実したメンバーで臨む今シーズン。スタッフが一丸となり、試合に向けて調整している。みなさんと優勝を分かち合いたい」と発表会を締めくくった。