FC町田ゼルビア、連敗で4位に降格-4試合連続レッドカード響く

試合後、サポーターからの不満の声に対し、ゼルビアの選手は「次は頑張ります」と答えた。

試合後、サポーターからの不満の声に対し、ゼルビアの選手は「次は頑張ります」と答えた。

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 日本フットボールリーグ(JFL)後期第3節が7月18日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはHonda FCに1対2で敗れた。観客数は 3,088人。

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 Hondaはゼルビアと並ぶ勝ち点33。敗戦するとJリーグ昇格圏外の5位以下に落ちる可能性がある。前期は1対2でゼルビアが敗れている。チーム得点王のFW木島良輔選手が前節、退場処分となったため、この試合は出場停止。相馬直樹監督は山腰泰博選手を起用した。

 序盤はゼルビアが主導権をつかむ。細かいパスをつなぎ相手ゴールに迫る。守備も前線からのプレスでHonda が得意とするカウンター攻撃を抑え込み、決定的なチャンスを何度もつくるも得点には至らない。すると前半39分、相手のクロスボールをクリアしようとしたDF深津康太選手のヘディングがオウンゴールとなり、先制を許す。

 後半もゼルビアが主導権を握るも22分、カウンター攻撃でペナルティーエリア内に侵入した相手FWを深津選手が倒して退場処分に。PKを決められて2点のビハインド。すかさず相馬監督は、MF鈴木祐輔選手とFW小川巧選手を投入。一人欠きながらもDFラインはそのままで得点を狙う。

 すると後半36分、小川選手が右サイドで相手DFをかわしながらゴール前ニアサイドにグラウンダーのクロス。FW山腰泰博選手がこれを押し込み1点返す。その後もゼルビアは攻勢をしかけるも、Hondaは落ち着いて残り時間を消化し、試合終了。相手の倍近いシュートを放ち、試合を優位に進めながらの敗戦となった。

 試合後、相馬監督は「4試合続いて退場者を出し、暑いコンディションの中、苦しいゲームになってしまった。自分たちが主導権を握る時間帯に点を取れなかったことが敗戦につながったと思う。次こそ結果を出していきたい」と話す。

 試合には敗れたが、下位のブラウブリッツ秋田とFC琉球も敗れたため、ゼルビアの順位は一つ下がり4位となった。

 次のホームゲームは8月1日、現在首位のガイナーレ鳥取と対戦。改修工事のため、町田市立陸上競技場での試合は今季最後となる。

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