今春開学した日本初の映画大学「日本映画大学」(川崎市麻生区万福寺1)の記念イベント「小沢昭一と映画と音楽と」が4月23日、テアトロ・ジーリオ・ショウワ(上麻生1)で行われる。
昭和音楽大学と合同で開催する同イベントは2部構成。俳優の小沢昭一さんと同大学長の佐藤忠男さんによるトークショーでは、小沢さんの長年の盟友である故・今村昌平監督の思い出を語る。
続く第2部では、無声コメディー映画「ロイドの要心無用」(1923年/67分)を上映。昭和音楽大学の学生が曲を付け、管弦楽に電子オルガンを加えたハイブリッドオーケストラが伴奏する。
開演は15時。入場料は1,200円。チケットの問い合わせは、アルテリッカ新百合2001チケットセンター(TEL 044-952-5561)まで。
同大学は4月5日開学。母体である日本映画学校は1975(昭和50)年、映画監督の故・今村昌平氏が横浜市で開校。1986(昭和61)年に川崎市に移転。三池崇史さん(映画監督)、山本英夫さん(カメラマン)、阿部和重さん(小説家・編集者)、入江雅人さん(俳優)、ウッチャンナンチャン(お笑いタレント)など多数の映画関係者を輩出している。