見る・遊ぶ

日本初の映画大学「日本映画大学」、来春開校へ-新百合ヶ丘キャンパスも

廃校となった小学校を改築する白山キャンパスのイメージ

廃校となった小学校を改築する白山キャンパスのイメージ

  • 0

  •  

 神奈川映像学園(川崎市麻生区万福寺1)は来年4月、日本で初めての映画大学「日本映画大学」を開校する。文部科学大臣より10月29日、大学設置の認可を受けた。

[広告]

 日本映画大学の母体である日本映画学校は1975(昭和50)年、映画監督の故・今村昌平氏が横浜市で開校。1986(昭和61)年に川崎市に移転。三池崇史さん(映画監督)、山本英夫さん(カメラマン)、阿部和重さん(小説家・編集者)、入江雅人さん(俳優)、ウッチャンナンチャン(お笑いタレント)など多数の映画関係者を輩出してきた。

 映画学部・映画学科のみの4年制単科大学。定員は140人。キャンパスは、新百合ヶ丘キャンパス(現・日本映画学校)と、同区内にある廃校となった小学校を改築、新たに今村昌平記念スタジオも設置する白山キャンパスの2カ所。映像の基礎となる映画制作だけでなく、理論教育、研究の充実を図り、広く社会に貢献できる人材の育成を目的とするほか、川崎市が推進する「映像のまち・かわさき」、新百合ケ丘の活発な「しんゆり・芸術のまち」の活動などと連携、「地域と関わり、映画や芸術を中心にした新たな都市を創造する」という。

 佐藤忠男学長は「日本映画学校のこれまでの実績と、創作系と理論系の両立という新しい大学の形が受け入れられたことを喜ばしく思う。日本映画界をさらに高め、アジアでの映画教育の拠点となる存在を目指したい」とコメントしている。

 12月1日より推薦入試(12月19日・20日)の出願受け付けを開始。その後、社会人、留学生、一般の入試を行う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース