![コルネドール外観](https://images.keizai.biz/machida_keizai/headline/1310372665_photo.jpg)
ストロブトレーディングインターナショナル(町田市原町田3)は8月末、ベルギーチョコレート専門店「Cornet D'Or(コルネドール)町田本店」(原町田5、TEL 042-724-8410)を閉店する。
同社は1998年、日本で初めてベルギーチョコレート大手「レオニダス」の路面店を同地に出店。2006年に自社ブランド「コルネドール」を立ち上げ、一時は横浜、田園調布、本厚木などで計6店舗を展開していた。
閉店の理由について、同社社長のストロブ蔵人(クロード)さんは「リーマンショック以降、ギフトが大幅に減少した。さらに東北大震災の影響も大きい。夏季はチョコレートの需要が減るので、このタイミングで取り扱いをやめることにした」と説明する。
チョコレートの販売は6月末で停止。閉店まではベルギービールカフェとして営業する。たる生ビールはベデット(700円)やリーフマンス・クリーク(900円)などを入れ替えて提供。瓶ビールはランビックを中心にゴールデンエール、レッドエールなど約15種類をそろえる。
主なメニューは、ベルギー風おつまみと生ビールのセット(1,200円)、サンドイッチやパスタのランチ セット(700円)、ベルギーワッフルとコーヒーのセット、チョコレートパフェとドリンクセット(ともに600円)、フライドポテトなど。
同社は今後、ベルギーの生ハム「ガンダハム」を主力商品として輸入販売する。「ガンダハムは古代ローマの古典にも記述がある最高品質の生ハム。日本ではあまり知られていないが、昨年秋から取り扱いを始めたところ、ベルギーにゆかりのあるレストランやビアカフェからの引き合いが増えている」(クロードさん)。
「閉店は寂しいし、これまで来店していただいた方に心苦しい。ただ、これからも食品販売やセミナー講師などでベルギーの食文化を紹介していく。閉店までの間、ベルギービールを楽しむイベントなども行いたい」とも。
営業時間は11時~22時。火曜定休。