市民団体「町田ゼルビアを支える会」(町田市原町田4)は10月10日、ゼルビアのJ2入会を視野に観客動員の拡大を目指す決起集会を町田市民文学館ことばらんど(原町田4)で開いた。
ゼルビアは9月末、来シーズンからのJリーグ入会に向けた入会本審査の申請書を提出。町田市議会は10月4日、町田市立陸上競技場(野津田)をJ2仕様に改修する整備事業(総事業費21億840万円)を賛成多数で可決。同改修工事のため来年度は、多くの主催ゲームは市外の代替スタジアムで行われる。
同会は、市外スタジアムでの観客動員を増やすことを目的に、相模原麻溝公園競技場(相模原市南区下溝)で11月23日に行われる主催ゲームを皮切りに集客活動を始める。
決起集会には約90人が参加。相模原市内でのポスター・チラシ活動、大学や各種団体への協力要請など「麻溝動員計画」の具体案を話し合い、スタジアムを盛り上げ、動員に協力する意思統一を図った。
同団体事務局長の石黒修一さんは「私設応援団CURVAやスポンサー企業との協力話もあった。参加者の意見を聞いて、ゼルビアを思う気持ちは一緒であると再認識した。麻溝での試合まで1カ月半。短い期間でやらなければならないことが多く、困難を極めると思うがサポーターとしてできる限りのことをしたい」と話す。
同会はこれまで、ゼルビア支援を町田市に要請する請願書の署名5万65人分を集めたほか、試合告知チラシの配布、Jリーグ事務局へのヒアリングなどの活動を行っている。