全国社会人サッカー選手権(全社)決勝戦が10月19日に岐阜県内で行われ、関東2部リーグ所属のS.C.相模原は東京都1部リーグ所属の東京23FCに0対1で敗れて準優勝に終わった。
予選を通過した各地域代表と開催都道府県の計32チームがトーナメント方式で5日間、毎日戦う過酷な大会。相模原は昨年3位。決勝進出2チームにはJFL昇格を懸けた「地域リーグ決勝大会(地域決勝)」出場権が与えられるが、J準加盟チーム特例措置で出場を決めている相模原には、全社同様に過酷な連戦となる地域決勝を戦い抜くための前哨戦となった。
同大会、相模原は2回戦で延長までもつれた以外は順当に勝ち抜く。決勝戦も多くの時間を支配するが後半、東京23にリスタートから一瞬の隙を突かれて失点し、敗れた。
望月重良監督は「最後の最後で負けてしまい非常に悔しい。ただ、試合に出場できなかった選手も含めて、チームとしての一体感や自信を得られたと思う。地域リーグ決勝大会で笑えるように、一日一日を大事にトレーニングしていきたい」と話す。
11月18日に行われる地域決勝1回戦の相手は、昨年の全社で5対1と圧勝した福島ユナイテッドFC。続く19日に奈良クラブ、20日にクラブフィールズノルブリッツ北海道とそれぞれ対戦。現在、遠征費の支援金を募集している。