アートを通じて子どもと大人が交流する企画展「どんな芽がでるのかな?リンク・リンク・アート展」が11月24日より、古民家ギャラリー可喜庵(町田市能ヶ谷3)で開催される。主催は任意団体「芽が出るプロジェクト」。
子どもの作品、指導者や若手作家の作品を一堂に集め、アートをテーマに交流する目的で開く同展。期間中、「イラスト」「ランドアート」「落書き」にちなんだワークショップ作品、和光大学芸術学科詫摩ゼミの学生作品などを展示する。
関連企画として、24日には中学校で実施したギャラリーウオークや学生作品展の取り組みを紹介。参加者全員でアートをテーマに語り合い、パーティーを開く。25日には、美術教師を目指す学生による「親子おしゃべり鑑賞教室」、ムーミンの主題歌などを聴くミニコンサートを予定する。
「絵や立体で表現し互いに感想を述べ合ってコミュニケーションすることは創造的な楽しみ。特別な知識がなくても、誰でも作ったり、描いたり、見たりしたことがある経験から、発表者、出品者、参加者も一緒に語り合えれば」と同団体代表の安田早苗さん。
同団体は2007年より活動を開始。「町田市で種から何かが生えてくるところを考えて創作する」ことをテーマに、町田市50周年記念事業や公民館の市民講座企画などに参加。今年は市の支援を受け、アートについて語り合う対話型の哲学教室「出没美術夜話」を実施している。
開催時間は11時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。今月27日まで。