有機栽培に取り組む日本の農家は0.4%と、ヨーロッパ(40%以上)に較べて圧倒的に少ない。町田市小山町で、遊休農地を活用した無農薬野菜の栽培に取り組む「おおるりファーム」の青木瑠璃さんが、日々の奮闘と収穫の喜びを伝える連載コラム。
年末年始は、29日から3日まで、連続6日の収穫体験とお餅つきを畑で行いました。地元伝統農家さんからは、「頑張ってるねぇ」と多分バカなのかしら、という目で見られていたのではないかと思いますが、人様が働かない時に働いて稼がなくては、私のような弱小農家ではやっていけないのです。以上、近況報告ですが、今日の本題はこちらではありません!!
私が大好きな経営者の一人に、日本フラワー(八王子)の阿部憲資さんがいます。阿部さんは、「自分のことは後。いくら、収益>費用と言っても、最初から利益率や減価率ばかり考えているタイプの人は失敗します」と言っています。実際に、東京西部でナンバーワンの花屋さんです。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。贈答用胡蝶蘭も豊富です。母の日のお花では素晴らしい品揃えです。
先日は、ご縁があり、HATARAKU認知症ネットワーク町田の「認知症にやさしいまち大賞」受賞の件で市長を表敬訪問しました。町田市広報にも後日載るようです。それからまたご縁で、色々な方が取材に見えました。その中で、私が行っている竹林整備とボランティア活動に関して、「なぜ、そのようなお金にならないことを、わざわざ苦労してやっているのですか?」と質問されました。
大抵、このような活動をすると褒めてくれる人か、無視する人かの二択なので、質問にはびっくりするとともに、的確な答えを考えなくては、、、と思いました。ただ、その場では、あまりに急な質問だったので、曖昧に答えてしまいました。
それで、ここに答えを書いてしまおうと思いました。
一つ目は、気もお金も、巡ることにより、利益と喜びを生み出すものなので、無駄だと思えるようなことでも、関わる方が笑顔になる、ということは、自分の気の巡りを良くすることに繋がるため、決して無駄にはならないということです。
二つ目は、HATARAKUということは、畑のものを楽にする=まわりにいる人を楽しく、楽にするという意味なので、直ちに利益にならなくても、働いていることに変わりはないのです。
経験上、私がちょっとだけ野菜の量を多めにしたりおまけをつけたりしたことは、私は覚えてはいないのですが、お客様はかなり後まで覚えているものです。
三つ目は、信用×Tech 記帳主義経済の時代には、お金に変わる技術が必要になってきます。これからの時代を生き抜くためには、「いくら稼いだ人」ではなく「何をして信頼を得た人」かが重要になる時代が、すぐそこまで来ています。
と、かっこつけてしまいましたが、、、
私が認知症の方と今も過ごしているのは、思ったより意外に面白い方ばかりだったから!これも本当です。
これからできることは、竹製品作りとともに、認知症の人だって交流できるのだということをお知らせできる場所を増やしていけたらと思っています。
本当は一度、竹林に来ていただけるのが一番です。参加者を募集中!一度でも構いません。新町田霊園のそばです。
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*竹林の整備に興味がある方、認知症当事者、ご家族、引きこもりの方、ボランティアでお手伝いいただける方も募集しています。HATARAKU認知症ネットワーク町田 (090-3437-8123) FACEBOOKで検索できます。活動日をお知らせしています。基本 毎週木曜日 午前10:30~午後2:00 活動しています。ぜひご参加ください!!!
*畑の草取りなど、お手伝いいただける方を募集します!無農薬野菜の作り方がわかります。上記電話または、ooruri-farm@bl-planet.comまでお知らせください!