有機栽培に取り組む日本の農家は0.4%と、ヨーロッパ(40%以上)に較べて圧倒的に少ない。町田市小山町で、遊休農地を活用した無農薬野菜の栽培に取り組む「おおるりファーム」の青木瑠璃さんが、日々の奮闘と収穫の喜びを伝える連載コラム。
7月はほとんど雨で、8月は強烈な猛暑で、枯れてしまった野菜はバジル、イタリアンパセリなど、収量が激減した野菜はピーマン、万願寺とうがらし、トマト、きゅうり、かぼちゃ、瓜、など。
それでも、最近になって例年通り栗が出来てきて、生姜もだんだんと大きくなってきたので、秋だなぁ~と感じています。雨が好きな里芋と、空芯菜は豊作のようです。
8月からは収穫体験農園を再開しました。休んだ期間は4月から7月まで、3か月。今はまだ、一組様限定で、以前のようにはいきませんが、ぼちぼちですね~。
気候変動は慣れてきてしまって、上手くいかない野菜があっても当たり前に思ってしまっています。最近では、蒔いた人参などの種が何回蒔いても豪雨で流される、ということもありました。
暑さ、これはひどかったけれど、私は家の前に畑があるわけではないので、日中は通して仕事をしています。普通の農家は暑い日中は一時家に帰って休憩するのですが。熱中症で亡くなった人の80パーセント以上は、室内で亡くなったそうで。それなら大丈夫だわ!と根拠のない自信で乗り切りました。水を飲む量は一人日中4リットル!その他に夜にはお酒を飲むこともあるので一体1日何リットル飲んでいるんだろう?夏の私はほとんど馬です。
コロナ災下での収穫体験開催は、緊張感がありました。やっぱりネットにアップしてはいけないよね、とか、いろんな方を混ぜたらいけないから一組様限定にしようとか、、収穫体験は流しそうめんとセットだったのと、ビュッフェスタイル以外に考えられなかったことなど、、。
まあ、結果的に流しそうめんとビュッフェは決行しちゃったってことです。
来てくださったお客さんには、山の中でコロナって感じがしないし、本当に来て良かった!と言っていただけました。町田にもこんな人気の少ない山(北部丘陵)があることに感謝。
それでも、コロナが消えちゃったわけではないし、気分がモヤモヤするときには私はいつも掃除です。以前にもお知らせしたことがありますが、今回も玄関をくまなくピカピカにしてみました。
そうしたら、3日以内に仕事の依頼が入ってきました。これは前回と同じです。そうして1週間以内には、さらなる問い合わせが5件!これは便利で簡単な風水の応用です。毎日やったらもっと良いのだけれど!!!
今年初めて作り始めたお米は、思ったより順調に育っています。弥生時代から作られているものは、やっぱり強いですね。
写真は、ピンクのオンブバッタ(超希少!!!レアです)と、初めて見た芋虫(種類不明)です。
嫌なこと、苦しい状況も永遠と続くことはありませんので、どうかみなさまお元気でお過ごしください!!
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