文教地区・淵野辺にあるちょっと変わった食堂。入りやすそうでいて、鍵がかかっていてトビラが開かない。なぜ、こんな場所が誕生したか?「まちの不動産屋さん」2代目が、ここを舞台に巻き起こる人間模様を語る連載コラム。
淵野辺で創業44年となる不動産屋の二代目、池田峰です。日本で一番「味どう?」と聞いている不動産屋です。当社、東郊住宅社が運営する入居者向け食堂「トーコーキッチン」にまつわるエトセトラをお話しさせていただきます。
2019年5月14日。大学進学に伴い、春から当社管理物件で初めての一人暮らしを始めたRくんがトーコーキッチンに履歴書を持って来てくれました。突然のアルバイト志願です。
実は、そのときトーコーキッチンではアルバイトの募集をしていませんでした。しかし、これはもう「ぜひとも一緒に働いてください」と、ボクの方からも志願させてもらいました。
今回は新春特別編として、今もトーコーキッチンでアルバイトを続けてくれているRくん本人了解の上、その履歴書の一部をご紹介させていただきます。
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志望の動機・特技・好きな学科など
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トーコーキッチンには客としてほぼ毎日朝ご飯を食べに来ています。
そのような中で気に入ったことがあります。
それはスタッフの方々の仲の良さです。
ここへ来るといつものようにキッチンの方から笑い声が聞こえてきます。
そして毎日来ているうちに私も皆さんと一緒にここで働きたいと思うようになりました。
仲間を大切にすることやお客さんを喜ばせて幸せにするためにはどうすれば良いのかということを考えながら働きます。
バイト経験が一度もないですが皆さんに貢献できれば幸いです。