特集

おおるりファームの有機栽培はつらいよ♪
#052 今年も自由すぎる野菜たち!!

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有機栽培に取り組む日本の農家は0.4%と、ヨーロッパ(40%以上)に較べて圧倒的に少ない。町田市小山町で、遊休農地を活用した無農薬野菜の栽培に取り組む「おおるりファーム」の青木瑠璃さんが、日々の奮闘と収穫の喜びを伝える連載コラム。

#052 今年も自由すぎる野菜たち!!

こぼれ種自然栽培の野菜は今年も元気です!からし菜、小松菜(一部小野路菜)、山東菜、種を落として少し耕すと、たくさんの野菜が生えてきます。ただ、困ることは、小松菜×カブ×白菜などは交雑するので、似ているけれど違う野菜が出来てしまうことです。たまに小松菜カブのような野菜が出来ます。名前がないので小野路菜として出荷しています。

こぼれ種栽培で今年失敗したことは、種が出来すぎて邪魔なので、一箇所に3倍ぐらいの種を積んで栽培したら、見事に虫にやられて全く育ちませんでした。やはり自然に反したことをやると、虫が食べてしまうようです。

今年のお米の収量は、昨年25kgから、50kgになりました。狭い田んぼですが、収量が倍になりました!肥料は米ぬか少量以外やっていないけれど、種採りをして環境に馴染んできたのかな?不思議ですね。弥生時代から出来ていた稲作ですから、稲は多分強いのでしょう。私にもできて、嬉しかったです。

それとは別に、町田のお米が美味しいかというと、そういうことにはならないみたいです。米どころ、例えば新潟のJAのホームページを見ると、水と気候、雪解け水と寒暖差と書いてありました。今年は稲刈りに来てくださった方にお米を送りましたが、美味しいと言う反応は皆無でした。やはり適地適作のような気がしています。町田は昔からお米どころではないですものね、私が自分で食べてはまずくもないけれど、町田のお米の評価はあまり良くないのでしょうね。

今年豊作だった野菜は、里芋です。夏の日照不足にも強く、たくさんの芋をつけました。ダメだった野菜はナス、ピーマンでしょう。日照不足にとても弱く、十分な終了が得られないまま、冬になってしまいました。

今年も人との交流は少なかったけれども、HATARAKU認知症ネットワーク町田で、認知症の人と交流しました。何もわかっていないかに見える人との交流、そこに私は喜びがありました!他の人だったら応じてくれなかったのに、心が通じたことが嬉しかったです。車を降りること、ご飯を食べること、一つ一つに認知症になったら困難があります。でも、ゆっくりお話して、車を降りたり、ご飯を食べたりしてくれました。それは小さなことかもしれないけれど、私にとっては楽しい出来事でした。認知症とともに歩んで4年、認知症は私にとって身近なことになりましたので、もしお悩みの人がいましたら、お気軽にご連絡ください、(090−2875−8047)

これから年末は餅つき体験を開催予定です。忙しいことに感謝いたします。今年もご覧いただきありがとうございました!来年も皆様お元気でお過ごしください。

来年もよろしくお願いいたします。

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*aini(旧TABIKA )~この体験が旅になる~ たびか おおるりファームで検索できます。感染症対策をして実施中です。 
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*竹林の整備に興味がある方、認知症当事者、ご家族、引きこもりの方、ボランティアで お手伝いいただける方も募集しています。HATARAKU認知症ネットワーク町田 (090-3437-8123) FACEBOOKで検索できます。活動日をお知らせしています。 基本 毎週木曜日 午前10:30~午後2:00 活動しています。ぜひご参加ください!!! 

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