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「被災者に本を」ブックオフとカーディフグループ、ラグビー通じてコラボ

いわてを走る移動図書館(上)、こころを育てる親子タグラグビー教室(下)

いわてを走る移動図書館(上)、こころを育てる親子タグラグビー教室(下)

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 中古書籍などのECサイトを運営するブックオフオンライン(相模原市古淵2)は3月5日、保険事業を手掛けるカーディフグループ(東京都渋谷区)と共同で震災被災地の支援プログラム「キズナ☆つながる計画」を開始すると発表した。

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 同計画は、ブックオフオンラインが東日本大震災復興支援プログラムとして展開している、被災地の仮設住宅に本を届ける活動と、カーディフグループが社会貢献活動の一環として東京都内近郊の小学校で実施している「こころを育てる 親子タグラグビー教室」をコラボレートさせた社会貢献活動。

 タグラグビー教室の参加者から集めた本やCDをブックオフオンラインが買い取り、買い取り金額に 10%上乗せした額を「いわてを走る移動図書館プロジェクト」の活動資金として寄付する。寄付金は、被災者から要望のあった本の購入などに充てられる。

 昨年末のテストプログラムでは670点の書籍などが集まり、4万1,692円を移動図書館プロジェクトに寄付した。タグラグビーを通じて「頑張れ!」「どんまい!」と声を掛け合い仲間を元気づけ思いやる時の気持ちを、持ち寄った本やCD に託して被災地の人々に届けるという。

 「いわてを走る移動図書館プロジェクト」は、シャンティ国際ボランティア会が昨年7月に開始。絵本やコミック、小説などを車に載せて、陸前高田市などを中心に毎週仮設住宅を巡回し、希望する利用者に本を1人5冊まで貸し出し、次の巡回時に返却を受けるシステム。

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