ホームページ制作などを手掛けるアフラット(座間市相模が丘1)は8月7日、ITを活用した音楽活動をサポートする音楽サイト「livoon(ライヴーン)」を公開した。
アマチュアやセミプロのプロモーションやバンド活動をサポートする同サイト。「PR不足によりライブで観客を集められず、コスト問題を抱えているバンドが多い」ことから、PRやコミュニケーション、決済などの場として利用されることを狙う。
サービス内容は、無料会員が「インターネット活用の動画講座の閲覧」と「メンバーやレッスン生を募集する掲示板の利用」。月額525円のプレミアム会員になると、楽曲の視聴と販売、ライブスケジュールの掲載、写真の掲載、ブログへのリンクやウィジェットの設置などができる「ホームページの作成」が可能。楽曲売上代金の回収手数料として1楽曲につき、売上金額の25%プラス40円がかかる。
サイト内には、大手音楽レーベルで音楽制作に携わった経験を持つ北敦志さんが「次世代アーティストのITを活用した音楽活動に必要なノウハウ」を提供する動画コンテンツや全国のライブハウス情報を掲載する。
「当サイトは、SNSやブログなどでアーティストが自らプロデュースして集客するスタンス。そのノウハウを会員にラーニングする。ホームページはそれらの受け皿としての活用をすすめている」と松岡未知社長。登録ユーザーが増えた段階でアーティスト検索などの機能を追加するという。