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町田で直木賞作家・道尾秀介さんの作品展ー映画「カラスの親指」公開で

道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ

道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ

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 映画「カラスの親指」の公開記念で、直木賞作家・道尾秀介さんの企画展「小説の可能性ーpotential of novelsー」が10月20日より、町田市民文学館ことばらんど(町田市原町田4、TEL 042-739-3420)で開催される。

 道尾さんは町田で過ごした学生時代から作家を目指し、2004年に「背の眼」でホラーサスペンス大賞特別賞デビュー。昨年、「月と蟹」で第144回直木賞を受賞した。

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 「カラスの親指」は2009年、日本推理作家協会賞を受賞。11月23日より劇場公開される。監督は伊藤匡史さん、主人公の中年サギ師・武沢竹夫を阿部寛さん、相棒の入川鉄巳を村上ショージさんが演じる。

 同展は従来「映像化は不可能」と言われてきた道尾作品の映画化を記念して開催する全国初の展覧会。映画の台本や小道具、最新作の校正原稿、道尾さんが17歳の時に描いた絵本やビデオメッセージなど約120点を展示する。

 「デビュー作から常に『自分が読みたいものを書く』という一貫した創作姿勢から生み出される作品は、深い余韻と明日への希望を感じさせる」と担当学芸員。「文章でしか描けないものが、この世にはあると信じ、小説の可能性を追求する道尾作品の魅力をご覧いただければ」とも。

 関連イベントとして、劇団俳優座の小飯塚貴世江さんと蔵本康文さんによる作品朗読会(10月20日、12月9日)、書評家・杉江松恋さんの講演会(11月4日)、展示解説を予定する。

 観覧時間は10時~17時(金曜は20時まで)。月曜・第2木曜休館(12月24日は開館)。観覧無料。12月24日まで。

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