FC町田ゼルビアのサポーターは12月27日、同クラブの運営会社(町田市大蔵町)を訪れ、サポーターカンファレンス開催の要望書などを提出した。
要望書は、ゼルビアのJFL降格が決まった直後からサポーターが約2カ月かけて検討した。要望書でクラブとサポーターの交流会「サポーターカンファレンス」の開催を求めたほか、質問書でクラブの理念や今後の展望、来シーズンの観客動員計画、町田市立陸上競技場へのアクセス、地域活動、情報発信、チーム強化策の6点についてクラブ側の説明を求めた。
要望書の提出には、私設応援団「LOS CUMBANCHEROS」と「CURVA MACHIDA」の各代表と、試合の告知活動などを行う市民団体「町田ゼルビアを支える会」代表の計3人が出席。ゼルビアの守屋実代表が要望書を受け取った。
「サポーターカンファレンスに出席する方向で調整する」と守屋代表。「クラブと一緒に前を向いて頑張りたい」というサポーター代表の言葉に対し、「応援してくれる人がほとんどいなかった街のクラブから出発したが、今はサポーターがクラブや選手のことを真剣に考えてくれる。とてもありがたい。皆さんの力も借りて発展させていきたい」と応えた。
同クラブ初となるサポーターカンファレンスは、ゼルビアの新体制発表会前にサポーター主導で開催する予定。